【A】
- 2013年に発売されたアセトアミノフェン静注剤
- 海外では2002年に発売されている
- バイオアベイラビリティは89.6%であり、アセリオ点滴静注投与後30分以降は経口製剤と同様の推移を示す。
- アセリオ点滴静注 Cmax 43.01 ± 6.62 , Tmax 0.25 ± 0.0
アセトアミノフェン経口製剤 Cmax 23.56 ± 8.51 , Tmax 0.49 ± 0.24
(国内第1相臨床試験)
【用法及び用量】
下記のとおり本剤を15分かけて静脈内投与すること.
<成人における疼痛> 通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~1000mgを15 分かけて静脈内投与し,投与間隔は4~6時間以上とする.なお, 年齢,症状により適宜増減するが,1日総量として4000mgを限度 とする. ただし,体重50kg未満の成人にはアセトアミノフェンとして,体重 1kgあたり1回15 mgを上限として静脈内投与し,投与間隔は4~ 6時間以上とする.1日総量として60mg/kgを限度とする.
<成人における発熱> 通常,成人にはアセトアミノフェンとして,1回300~500mgを15 分かけて静脈内投与し,投与間隔は4~6時間以上とする.なお, 年齢,症状により適宜増減するが,原則として1日2回までとし, 1日最大1500mgを限度とする.
<2歳以上の幼児及び小児における疼痛及び発熱> 通常,2歳以上の幼児及び小児にはアセトアミノフェンとして,体 重1kgあたり1回10~15 mgを15分かけて静脈内投与し,投与間隔 は4~6時間以上とする.なお,年齢,症状により適宜増減する が,1日総量として60mg/kgを限度とする.ただし,成人の用量を 超えない.
<乳児及び2歳未満の幼児における疼痛及び発熱> 通常,乳児及び2歳未満の幼児にはアセトアミノフェンとして,体 重1kgあたり1回7.5mgを15分かけて静脈内投与し,投与間隔は4 ~6時間以上とする.なお,年齢,症状により適宜増減するが,1 日総量として30mg/kgを限度とする.
(抜粋 : アセリオ点滴静注 添付文書)
以下も参考とする。
https://closedi.jp/2454/