【A】以下のデータより同一のルートから投与可能と考えられる。残存率90%以上であれば可能と考える。
ソリタ-T3号輸液 + ハンプ 注射用1000
24hr後の残存率91.6% (ハンプ ) であり、 pH5.5は変化なく、外観も変化なし。ソリタ-T3号輸液 + モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」
24hr後の残存率95.4%(ハンプ ) であり、 pH5.5は変化なく、外観も変化なし。
(ハンプ 注射用1000 配合変化一覧表)
ソリタT3号 + モルヒネ塩酸塩注射液
24hr後の外観、PH5.36→5.35、含量は100.4%(モルヒネ)である。
含量 : モルヒネ含量、配合直後を100とした時の残存率 (%)
(モルヒネ塩酸塩注射液 配合変化表)
ハンプ注射用1000 pH 4.5~6.5
モルヒネ塩酸塩注射液「シオノギ」pH 2.5~5.0
(各社 添付文書より)
モルヒネ塩酸塩注射液とハンプ 注射用1000の配合した時の、モルヒネ含有量のデータはない。上記のデータなどから外観、PHなどを考慮して配合は問題ないと考えられる。