【Q】支持体にアルミニウム泊などの金属を有する貼付剤はどのようなものがあるか?

【A】支持体にアルミニウムなどの金属を含む貼付剤があります。金属を含む貼付剤を貼付したままMRIを行うと火傷を引き起こす可能性があり、注意が必要です。

支持体にアルミニウムを含む貼付剤

ニコチネルTTS ニトロダームTTS ニュープロパッチ(2022年8月頃から順次アルミニウム非含有の製剤に変更)

また、「ノルスパンテープ」は支持層に導電性の金属を使用されていないが、組成中に導電性物質である「アルミニウムアセチルアセトナート」を含んでいるため、同様に注意が必要です。

・2022年8月頃からニュープロパッチが製剤変更となりました。新製剤は、支持体からアルミニウムが除かれたため、AED(自動体外式除細動器)やMRI(核磁気共鳴画像法)等においても剥がす必要がなくなりました。

【Q】MRI(核磁気共鳴画像法)の検査時に剥がす必要がある貼付薬は?

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